う〜ん、何と言ってイイのかな?まぁ、面白い映画だよ。こんな言い方すると、誤解されるけど……ほんとに、面白いんだ。
ただ、その面白さってのはストーリーが滅茶苦茶イイとか、演じてる俳優さんたちが「ブラピ」とか「ディカプリオ」のように、いわゆるアイドルってわけでもない。(ブラッド・ピットについては最近見誤ってたと反省中)う〜ん……どう言えば良いんだろうねぇ。確か…昔TV映画で『世界一周〜』とか言うタイトルの映画に出ていた気が…。にわか映画ファンだからよく分からないんだけどね。でも、結構好きな役者さんなんだな。ピアーズ・ブロスナンは。(^^)
嫌味のない演技をする人でね、個人的には気に入っているし、今回の映画のようにキャラクター主体でなく、自然災害という外的パニックを冷静に受け止めようとする地震学者というキャストは大成功でしょう。彼の視点が即、観衆の視点となるように自然に誘導されていく感じです。おかげでダンデズピークの噴火によって町(村?)が溶岩に呑まれていくという、
………普通に聞くととんでもない内容だろ?とても普通の人間には理解できない状況なんだ。しかし、主人公が火山が噴火すると主張して、周囲の人と対立しながらも、その証拠固めをしていく…ここらへんからなんとなく火山の噴火ってモノが「現実に起こりうる危機なんだな」と観客に理解させていくんだ。そして…主人公の思惑を無視して、住民の退去が行われないまま、噴火は起きる。
その後はもう、息もつかせない展開だ。避難をしてなかった住民達はパニックを起こして右往左往し、街中大騒ぎ!主人公が親しくしていた女性市長さんの子供達は、ダンテズピークに住むおばぁちゃんを救うために、溶岩の迫る山中に行ってしまう。「お〜い、どうすんねん」なんて思ってたら、やっぱり子供達を救出することがこの後のテーマになってくるんだ。
そのころには世界は全く様変わりしている。道は無くなってしまってるし、溶岩が溢れ出す世界。溶岩が流れ込んだ川は酸性化してしまって、人が中に入ると煮えて溶けてしまう。普通なら絶対に信じられない…そんな世界が不思議とリアルな存在になって、目の前に迫ってくるんだ。橋なんかは崩れ落ち、道はうねって人を放り出す。すごい光景だよね。これだけでも見て欲しい気分だ。
まぁ、こんなところかな?とにかくこの世界は現実にありえるんだってイメージさえ喚起できれば、この映画を見た価値はあるんだと思う。今、平和な世界でのほほんと暮らしている僕ら…その平和は決して未来永劫に約束されたものではなく、あくまでも僥倖に過ぎないんだってこと。平和とか、平穏なんてモノは神様がボタンを掛け違えてしまえば、一挙に崩れ去るものなんだってこと、それを僕らに訴えかけた作品なんだろうね。
ちなみにこの作品を見た日放映終了のテロップが流れる中、東京を地震が襲った。震度は確か4.0位だったかな?えれぇ、ビックリした事を覚えてるよ。
爆発事故でNYの近郊の海底トンネルに閉じ込められた生存者を救うため、1人の元緊急医療隊員が決死の脱出作戦を繰り広げるパニック・アクション大作。
閉鎖空間からの脱出はヒーローの醍醐味だが、スタローンもこのヒーロー役に体当たりで熱演。海底トンネル内では崩落、火災、浸水と次々と危機が山盛りで襲ってくる。浸水を止めるため、爆風を使う捨て身の作戦を遂行するスタローンの姿に感動を覚えるが、一つの問題の解決は状況の変化で水泡に帰す。観客である我々は…なんともやるせない思いでそれを見つめねばならない。結構ハードな内容じゃないですか。
柄にもなく劇中の人物に声援を送ってしまいました。しかし…劇中の音楽は全然記憶に無いところが……ミソかも。f(^_^;;;
久しぶりに楽しい映画を見たと思った一作。恋人を殺され右手を潰された男(A・バンデラス)が、復讐のために銃をとる。といった、わりあいに安直な設定でこの物語は始まる。右手を潰される前はマリアッチ(ギタリスト)だったこの主人公、戦闘シーンでは恐ろしいまでの銃の名手。彼愛用のギターケースの中には、大型拳銃の数々がギッシリと・・・いったい何キロになるのだろう・・・。その銃の数々を両手で操って、敵を倒してゆく・・・その手、もぅ何ともないんじゃないのか?なんて思えるが、やはり細かい動きはできないらしく、途中、町で出会った少年にギターを教えるが、右手は巧く操れなかった。それゆえに、バンデラスの復讐は終わらない。そんなバンデラスがラストシーンで見た敵の正体は・・・!?
ハッキリ言いましょう、こいつはストーリーを楽しむ映画じゃありません。バンデラスやその他の登場人物達の野蛮なまでのガンアクションや、軽妙な台詞まわしとどこかコミカルな演出を楽しみましょう。
たとえば・・・、主人公バンデラスの持ち歩く大量の武器類は彼のギターケースに収められているし、昔のバンド仲間は今では無敵の殺し屋になっている(なんでやねん)。しかも武器は・・・やっぱりギターケース・・・。一人は両手に持ったギターケースにマシンガンを仕込んでいるし、もう一人はロケットランチャーを仕込んでいる。(ちなみにマシンガン男は前作「エル・マリアッチ」の主演カルロス・ガラードが好演)冒頭でバンデラスのことを酒場で語るスティーブ・ブシェーミもイイ味出してます!バーテン(チーチ・マリン)やゴロツキどもに、脅しをかけるその語り口、自然とストーリーに引き込まれてしまいます。
有名人ではあのクエンティン・タランティーノも登場している。(陽気なヤク取り引きの代理人として・・・約10分後トイレの向こう側で射殺される)そして・・・、共演女優のサルマ・ハエックがまた美人なんだ。これが!この間、「ロードレーサーズ」を見たが、やっぱ、えらい美人だった。
私はこの映画で初めてバンデラスを見たが・・・「コブラ」(寺沢武一著)を実写でやるとしたら、コブラ役はこの人しかいないなぁ、なんて思いました。イチオシです!「マスク・オブ・ゾロ」も大期待ッス!
ワシの大好きなジム・キャリーの新作(もう結構経ってしまったけど)。これまではどうしてもコメディ物の主人公ってイメージが強かったけど、今回はシリアスだ!
トゥルーマン(ジム・キャリー)は全世界の人気者。世界中でリアルタイムで放映され続けている『トゥルーマン・ショー』という番組の主人公なのだ。作品の冒頭、監督や出演者達は語る。「もう偽者にはうんざりだ」と。「この番組には作り物は無い」と。「作品の中の自分と外の自分、その区別はつけていない」と。
そう、この『トゥルーマン・ショー』なる番組は、主人公であるトゥルーマン本人の周りで起こる全てを放送している。彼の日常、彼の生活、彼の…。もちろん自然にこんなことが出来る物ではない。彼の知らないところで制作サイドの干渉は常に行われている。その制限の中でしかトゥルーマンには自由が無い。しかし、生まれた瞬間からこの番組の主人公である彼には、その制限の正体が分からない。だって信じられるだろうか?彼の町で生活する全ての人々は、番組の出演者達なのだ。彼の妻や親友でさえも。
トゥルーマンは知らない。自分の周りで何が起きているのかを。死んだはずの父親が現れた理由も。昔の恋人がいるというフィジー島にどうしても行けないという理由も。妻や親友達の無意味な台詞回し(スポンサーの商品のコマーシャルなんだ)にも。
そう、この番組内で起こる全ての出来事は偽者だらけ。制作サイドが用意した状況に、制作サイドが用意した人間関係。制作サイドが用意したドラマに、制作サイドが用意した…。ただ、トゥルーマンの反応だけが本物で世界に発信されつづけている。だから視聴率は異常に良いという設定なんだ。考えて見て欲しい。1度なりとも思ったことはないだろうか?「この状況は、自分だったらこうするのに!」と。『トゥルーマン・ショー』はそんな思いを現実化した番組なのだ。
映画に登場するキャラクター達の関係もなかなか面白い。映画の中の番組『トゥルーマン・ショー』に登場する役者達。『トゥルーマン・ショー』の熱烈な視聴者達。『トゥルーマン・ショー』を制作する者達。この3者がそれぞれの思惑の中で動き出す。トゥルーマンが真実を掴もうと努力をはじめたために。
(閑話休題)
ストーリー自体はどこにでもありそうな陳腐な話に過ぎない。でも、結構面白い試みだったと思う。我々映画を見る者はこの作品を見るとき、映画『トゥルーマン・ショー』と映画の中で放映されつづけているドラマ『トゥルーマン・ショー』の両方を見て理解しなければならない。その為に普通の映画では使われることのない、不思議なカメラアングルが使われたりする。ドラマ『トゥルーマン・ショー』隠し撮りで成り立っていることを理解させるために。コマーシャルを挟むために。我々を翻弄するために。
(閑話休題)
是非とも見て欲しい。『マスク』、『エース・ベンチュラ』、『Mr.ダマー』等とは違った、『ケーブル・ガイ』、『ライアー・ライアー』以降の役者、ジムキャリーの魅力が堪能できるはずです。
本当にブルース・リーの主演作品だということ以外に見所のない作品ですなぁ。いや、あまりにも寒々とした(もしくはスピード感のない)アクションシーンをはじめとして突っ込み所満載の作品だということは評価できるかな。一番有名な人の形に壁が抜けるシーンとかね。他にもまだある。敵の攻撃の前に避けちゃうリーさんとか。突然現場監督になったリーさんを祝って、何故か浮かれ気分の行進でご帰宅。確か行方不明の仲間を探しに行ったはずじゃぁ……しかも肝心の妹さんまで行進に参加。で、話を聞くうちに「お兄さんはどうしたの?」って泣き出す始末。皆も忘れてたってオチ。軽いね。そのくせ今度はリーさんが一人で行って忘れて帰ると「おまえはそんな奴か!」と掌返し。えええ?
で、なんとなく話の繋がりが悪いな〜なんて思っていたら実はこの作品、日本公開用に編集されているものらしい。オリジナル版では売春宿でHプレイをしてたり情報収集をしたりするらしい。こういう大事な部分(まぁエロシーンもある意味…)もカットされているから、この話自体が奇妙なものに見えるのだろうね。残念。
そういえば独特の怪鳥音も後でインサートされたらしく、口の動きと全く合っていなかったりしてかなり笑えます。口を閉じていても怪鳥音………いっこく堂?(^o^)